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MEO対策とは

WEB+DESIGN

大変ありがたいことに、会社を設立されるお客様から制作物のご依頼をまとめていただく機会があります。
比較的ご要望の多いスケジュールは、設立前に、ロゴや名刺、封筒を制作し、設立後にホームページを制作したいといったものです。
お忙しいと分かりつつも「少しもったいないかも…」と思ってしまいます。
その理由は、設立直後に名刺や封筒を受け取った人が、ネット検索をしても何も情報がないからです。
そのため、上記のようなご相談をいただいた際は「Googleビジネスプローフィール」の登録を勧めています。
今回は「Googleビジネスプローフィール」と関係の深い「MEO対策」について紹介したいと思います。

Googleビジネスプローフィール

Googleビジネスプローフィールとは

Googleビジネスプローフィール(以下:ビジネスプローフィール)は、Googleアカウントをお持ちの方であれば、会社やお店の情報を無料でGoogleに登録できるサービスです。
登録した情報は「Googleマップ」や「Google検索」、スマートフォンの「Googleマップアプリ」に表示されます。
そのため、可能な限り早くGoogleマップ上に会社やお店の名前を表示させたい場合は「ビジネスプローフィール」への登録が推奨されています。

新しく登録者(ビジネスオーナー)が登録を行う場合、情報入力から登録まで7日程度の待機期間が必要とされています。
また、審査が通らない可能性もあるため、予定よりも余裕をもって登録することがオススメです。
ビジネスプローフィールは、2021年11月まで「Googleマイビジネス」という名称でした。こちらのサービス名で馴染みのある方も多いかもしれません。

ビジネスプローフィールに登録できる情報

ビジネスプローフィールに登録できる情報

ビジネスプローフィールには

  1. 会社名(サービス名)
  2. 業種(カテゴリー)
  3. 事業内容(説明)
  4. 開業日
  5. 電話番号
  6. ウェブサイト
  7. 住所(所在地)
  8. 営業エリア(サービス提供地域)
  9. 営業時間

など、様々なビジネス情報を登録することができます。
加えて、視覚的な訴求力を上げる写真の登録や、ブログのように会社やイベントの情報を告知できる機能、購入を促すクーポン機能など、ビジネスをサポートする様々な機能が利用できます。
特に飲食店は、店内の雰囲気やメニュー、エリアでお店を探すユーザーが多いので、ビジネスプローフィールへの登録が必須の業種といわれています。
ビジネスプローフィールには、飲食店専用の「テイクアウト」や「ランチ」といった設定項目も用意されています。

MEO対策とは

MEO対策とは

MEOとは「Map Engine Optimization」の略称で、日本語では「マップエンジン最適化」と呼ばれています。
MEO対策とは、ただ単に「ビジネスプローフィール」に登録するだけではありません。
Google検索で「飲食店」を検索したことのある方の中には、検索結果に3件程の店舗情報と地図が表示された経験はないでしょうか?
ここで表示されたお店は、決して距離的に近い順という訳ではなく、検索したキーワードとユーザーの位置、または、検索ワードに含まれるエリア名から、Googleが最適だと判断した飲食店が表示されます。
このように、Googleに評価してもらえる「ビジネスプローフィール」を作成し、見込み客と店舗情報の触れる機会を増やす施策が「MEO対策」になります。

MEO対策のための要素

MEO対策のための要素

MEO対策で特に重要な取り組みは「登録情報の充実」と「レビュー対応」の2つです。
「登録情報の充実」では、可能な限りビジネスプローフィールの登録項目を埋めることが必要になります。
また、定期的に写真の登録やお知らせの投稿など、ビジネスプローフィールを更新する「運用」も大切です。
登録情報は、ユーザの検索ワードとも連動しているので、飲食店であれば「和食」「洋食」「カフェ」など、お店を探しているユーザーが使用する検索ワードを登録情報に組み込むように意識してください。
「レビュー対応」は、ユーザーがお店のビジネスプローフィールに投稿した「口コミ」や「星評価」の数や質になります。
来店したお客様に対して、レビュー(口コミ・星評価)を促すキャンペーンを行い、増やすことができます。

レビュー(口コミ・星評価)対応

レビュー(口コミ・星評価)対応のコツ

レビューはGoogleアカウントさえ持っていれば、誰にでも投稿することができる機能になります。
そこで、注意が必要なことが「レビュー」への返信です。
レビューには、返信機能があり、ユーザーとコミュニケーションを取ることでファン化を促すことができます。
そのため、ついつい良いレビューを優先して返信をしてしまいがちです。
レビューの使い方が上手いお店や施設は、良いレビューに「感謝」の返信をし、低評価レビューに「改善に取り組む内容」の返信をしています。
このように、バランス良く返信することが、誠実な印象を獲得し、結果的に成果を獲得するコツになります。

MEO対策の「代行運用」

MEO対策の「代行運用」は行っていません

今回は「Googleビジネスプローフィール」と「MEO対策」について紹介させていただきました。
ホームページのご依頼をいただいた際に、「MEO対策」の代行運用について相談を受けることがあります。
ご相談は大変ありがたいのですが、基本的に「MEO対策」は、お客様の「ビジネスプローフィール」を充実させる作業になります。
そのため、お客様のことを一番把握している、お客様自身で情報の更新や編集をしたほうが良いという思いから、当社では「MEO対策」の代行運用を行なっておりません。
バナー画像の作成や使用するキーワードのご相談では、お役に立てると思いますので、お気軽にご相談ください!!