UI / UX について
「お問い合わせがない自社サイトを改善したい」
といったご相談をいただくことがあります。
このような反応がない原因は大きく
👉 ① アクセス自体がない
👉 ② アクセスはされているが「お問い合わせ」がない
の2つに分けられます。
この ② の場合、
色やサイズ感、文章の表現を調整するだけでも状況が改善することがあります。 🧐
今回は、ユーザーに“好かれる”ホームページに必須の視点、
「UI(ユーザーインターフェイス)」と「UX(ユーザーエクスペリエンス)」についてご紹介いたします。
目 次

UIとは
「UI」は「User(ユーザー)」「Interface(接点)」の頭文字をとった言葉です。
この「接点」は、パソコンやスマホなどの「ディスプレイ(画面)」を指しています。 🖥
「UI」は、画面の品質を評価する際に、
「UIが良い」「UIが悪い」といったように使われます。
「UIが良い」とは、
- 見やすい
- 読みやすい
- 分かりやすい
- 操作しやすい
など、
ユーザーにストレスなく見てもらえる画面の評価です。 👀
因みに「UI」という考え方は、
ウェブサイトやアプリ以外にも、
工場や病院にある機器の画面に対しても使われています。 🏥
ウェブサイトのUIとは
「良いUI」のウェブページは快適に閲覧することができるため、
良い意味でユーザーの印象に残りにくくなります。 🙂
逆に、
- 文字が読みにくい
- 要点が分かりにくい
- ボタンが押しにくい
- 不必要な入力項目がある
などの「悪いUI」のウェブページの場合、
ユーザーの印象に残りやすくなり、
「HPの品質が悪い = サービスの品質も? 🤔」といった、
マイナスな企業イメージを与えてしまう可能性もあります。
因みに「UIが悪い」とページの離脱率も高くなるので、
「見みにくい」「読みにくい」「分かりにくい」「操作しにくい」を見つけたら、
迅速に改善に取り組むことがオススメです。

UXとは
「UX」は「User(ユーザー)」「Experience(経験)」の頭文字をとった言葉です。
「UI」が「画面の評価」であるのに対して、
「UX」は「体験の評価」と言われています。
「UI」は「UX」の要素の一部になるため、
「UI」よりも広い範囲の評価に対して使用します。
例えば、ECサイトの場合、
「商品一覧ページ」や「検索機能」がないと、
目的の商品が見つけにくいため、
良い「UX」とは言えません。
また、カートに入れるまでが快適であっても、
● ギフト用ラッピングができない 😥
● 希望の決済方法に対応していない 😥
などがあれば「UX」の評価を下げてしまいます。
このように「顧客体験」の全てが「UX」では評価対象となります。
その他に下記の要素が「UX」の評価を下げる原因となります。
- ページの読み込みが遅い
- 目的のページに辿り着きづらい
- 欲しい情報が未掲載
- お問い合せの方法が限定的
- 退会方法が分かりずらい

「アクセシビリティ」と「ユーザビリティ」
「UI・UX」と関係の深い言葉に、
「ユーザビリティ」と「アクセシビリティ」があります。
「ユーザビリティ」とは、
ユーザーファースト(ユーザー優先)の考えのもと、
製品の「使いやすさ」を評価する言葉になります。
ホームページであれば「見やすさ」など「UI」に関わる言葉が「ユーザビリティ」です。
「アクセシビリティ」は、
年齢、性別、障害等に関係なく、
製品やサービス、システムの使いやすさを評価する言葉です。
ウェブサイトの場合、
HTMLの「img」要素に適切な「alt」属性を設定することも、
「アクセシビリティ」を向上させる要素になります。
近年注目されている「UI・UX デザイナー」は、
「読みやすさ」「操作のしやすさ」など、
見た目のデザインだけでなく、
視覚に障害のある方にも見やすい色彩計画や、
不慣れな方でも直感的に操作できるインターフェースなど、
さまざまな状況のユーザーを想定した設計スキルが必要になります。
まとめ
今回は「UI・UX」について紹介させていただきました。
金画デザインでは、
フルリニューアルから部分的な修正まで受け付けています。
自社のホームページに、
「修正した方が良いかも」と感じた箇所がありましたら、
お気軽にご相談ください。